〜mai〜
★5/2(火) 5月!!
★5/5(金) 世界の小澤
★5/6(月) 恋愛のかたち
★5/12(金) 演技と演奏
★5/15(月) 起きたっ!
★5/20(土) 先生の車
★5/22(月) 音楽を勉強するということ
★5/25(木) ひそかな夢達成♪
jeudi 25 mai 2000 雨・曇り 19℃
◆ひそかな夢達成♪
アルド・チッコリーニの公開レッスンを受けた。
昨日と今日、2日つづけてのレッスン。
チッコリーニは、ほとんど注意しない。よく言えば生徒の個性を尊重してくれていると言えるんだけど、
いまいち物足りない感じもする。
すばらしいピアニストなだけに、彼の考えていることや思うことをもっと教えてもらいたい。。。
・・・そんな風にあっさり進んでしまうから、レッスンを受けるというよりは「聞きに来ている人たちに聴かせる会」という雰囲気だ。
昨日はベートーヴェンのOp.90 1曲だけを持っていったから、
あっという間にレッスンは終了。30分ぐらいで済んでしまった・・・。
これはもったいない。。。。
そう思って、昨日帰ってきてからと、今日の朝&昼休みに集中して昔の曲を引っぱり出してきてさらった。
レッスン内容は「ハイドンとベートーヴェン」と決まっていたから、
ハイドンのXVI−52 Es−dur と ベートーヴェンのOp.31−3 を持って行くことにした。
思っていたとおり、ハイドン1曲じゃ、また時間が有り余ってしまった。(笑)
1回通しながらテンポやペダルを注意されたぐらいで終わり。
ベートーヴェンも1回通しながらテンポが速過ぎないように注意されておしまいだった。
要するに、私はハイドンとベートーヴェンをひと通り弾いて、先生とお客さんに聴いてもらったということになる。
それぞれ終楽章を弾き終わると拍手が起きた。
ベートーヴェンを弾き終えたあとにはブラヴォ〜の声が・・・!!
そして拍手につつまれて客席に戻ると、知らないおじちゃん、おばちゃんが次々と私に握手を求めてきて、
「とてもすばらしかった。」「将来を楽しみにしてるわよ。」などと声をかけてくれた・・・。
中にはなんと泣いていたおばちゃんもいたのだ・・・!
「あなたの演奏を聴いてて涙が出たのよ。ほら、見える?」と言って、私にその涙の跡を見せようとしたりして。(笑)
でもでもでもでもほんとにすっごく嬉しかった!!!!!!
タイトルに書いたように、実はこれは私のひそかな夢だったのだ。
舞台で演奏をした後、客席に戻ると見ず知らずの人が声をかけてくれる、という・・・。
日本では何度か経験したことがあったけど、こっちではたぶんまだ一度もなかった。
だから今日はほんとに幸せいっぱいの気分だった♪
でも・・・今日はそんなありあわせのもので、しかも楽譜を見ながらの演奏だったから、
考えてみればそういう演奏が出来て当たり前なんだよね・・・。
私たちの職業は、本番の1発にどれだけいいものが出せるかが問題なのだ・・・。
しかも楽譜に書いてあることは全部頭で覚えておかなくてはいけないし・・・。
そう考えると音楽ってやっぱり大変な道だ。
でも今日みたいなことがあると、すごくやる気がわいてくる。頑張ろーっていう気になる。
楽譜を見ながらのありあわせ演奏だったけど、
人を感動させるという音楽家としての幸せを味わえた・・・。
大変だけど、すばらしいことを勉強しているんだって改めて思えた。
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lundi 22 mai 2000 晴れ 19℃
◆音楽を勉強するということ
@いろんなジャンルの曲
最近、このこと音楽を学ぶということについてよく考える。
きっかけはアナリーゼの試験が思うようにできなかったこと。
アナリーゼの試験では、楽譜を分析(第1主題とかコーダとか書き込んだり、ハーモニーを分析したり)のほかに、
曲を聴かされて、それについて時代とか楽器編成、作曲家、曲のジャンルなどを答えるというものがある。
ここで聴かされる曲というのがこれまた「よく見つけたな」というような、聴いたことのない曲が多いのだ。
今回の試験ではそんなに( ̄□ ̄;)!!、、、というような超現代曲とかはなかったんだけど、
私には知らない曲ばかりだった。
ピアノ科にとっては(ってひとまとめにすると、ちゃんとできてる人もいるのでどうかと思うけど・・・)不利な試験かもしれない。
木管○重奏とか、弦楽カルテット、オペラのアリア、シンフォニーなどが出題される曲のほとんど。
ピアノソロなんてまずありえない。
弦や管の人たちはオケがあるから、そこで弾いたりするときっといろんな思い出と共に覚えてるんだろうけど、
ピアノ科にはそういう機会はない。。。(最近の曲ならありえるけどね)
もっといっぱい音楽会に出かけたりCDを注意深く聴いたりすれば覚えるんだろうけど、
やっぱり聴いてるだけっていうのと、実際それに参加して弾いているのとでは違うと思う。。。
どうしたらいいものか・・・・・・・・。
でもとにかくもっともっといろんなジャンルに興味を持って注意して聴くようにしないといけないんだろうな。
それによってまた、自分がピアノを弾くときの音のイメージとかも広がっていくんだろうし。
A知識
楽器を弾くためには、技術や音楽的・感覚的なことだけじゃなくて、
その曲が作られた時代のこと(世界がどんな状態だったか、何が流行っていたか)とか、
もちろん作曲家の人間性、過ごした場所などなどいろいろわかっていると
その分だけもう1段奥の深い演奏ができるんじゃないかということもまじめに考え始めた。(遅?)
私はあまりにも歴史や音楽史を知らなさすぎる。作曲家についても、そうとうのことがないかぎり調べようとしない・・・。
このあいだ母から、テレビで内田光子がシェーンベルクについてレクチャー&演奏していたことを聞いた。
そのレクチャーがただものではなく、作曲家自身のことについてプラス、その時代背景やその他もろもろ、
とにかくそうとうな情報量だった、と。頭のよさがにじみ出ていたそうだ。
それらを知ることが自分の演奏の変化に直接関わってくるかはわからないけど、
知っているのと知らないのとじゃ、きっと何かが違ってくると思う。
人に説明できるぐらいのいろんな知識を得るべきなのかもしれない。
B手の発達について
ヒトの手はいつ頃まで育つんだろう?
いつになったら骨格が定まるのか。
最近気になってネットで調べるんだけど、まだ的確な情報が得られない・・・。
まだまだ変化していくなら長い目で見ればいいんだけど、
そうじゃないとしたら、もし、そろそろちゃんとかたまってくる頃ですよ、とか言われたら
今の私の手はちょっとやばいかもしれない。
発展途上もいいとこ。
パリに来てから新たな手指の使い方(弾き方)を伝授されていて、
それがまだ身にならない。
これをマスターできるまでコンクールを受けたり、コンサートをしたりするべきではないかも、と思い始めている今日この頃・・・。
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samedi 20 mai 2000 晴れ 19℃
◆先生の車
パリから電車で40分行ったメリー・シュール・オワズ(MERY-SUR-OISE)という街へ
私の先生・エッセールのマスタークラスを受けに行った。
お城で行われていたが、レッスン会場はサロンという感じの縦長の部屋だった。
公開レッスンというより、「アルベニスのイベリア」についてのレクチャーで、
その中に演奏とレッスンが組み込まれているという感じ。
14:30〜18:30までの4時間を、私ともう一人、同級生の男の子ベルトラン君の2人で順番に弾いてレッスンを受けた。
交互に弾いたが、トータルすると2時間ずつ・・・けっこうなレッスン時間であった。。。
大して長い曲でもないのに、エッセールが張り切っちゃって普段以上にこまかいレッスンをしてくれたのだ。
聴いてる人が飽きてこないかと心配になるぐらい、こまかくてマニアックなレッスン・・・・・・・・・・・。(笑)
しかしそれにしても聴きに来る人はけっこういるものだ。
今日はおばちゃま層が多かったけど、ほんとにこっちはちょっとした公開レッスンや小さなコンサートにも大勢の人がつめかける。
そういう様子を見るたびに、音楽というものが生活の中にしっかりと入り込んでいるのを感じる。
日本はまだまだ敷居が高いというか、「クラシック音楽」と聞くと気軽に出かけられないような雰囲気をもっていると思う・・・。
そんな長大極深(謎)レッスンが無事終了し、また電車で帰るつもりだったのだが、
ベルトラン君が何やら先生と交渉している・・・。
車で来ていた先生に、パリ市内まで乗っけていってもらえるか聞いていたのだ。
もちろん先生はすんなりOK。
日本では先生にそんなことをお願いするなんてできないという感じだけど、
こっちの子は、ちゃんと立場をわきまえつつも、日本よりはフレンドリーに先生と接している。
その彼のお願いにのっかって、私も車に乗っけてもらってしまった♪
先生の運転・・・・・なんというか・・・・いや、特に特別なことはなく、ふつうの運転だった。(笑)
でも、会場を出てすぐ、人に声をかけるために開けた窓を、ず〜っとそのまま開けっ放しにしてたのは先生らしかった。
今日はけっこう涼しい1日だったから、
暑いから開けているわけではないし、しかも車はエアコンがついてる。
後ろの席から話しかけるベルトラン君の言ってる事が「聞こえない、聞こえない」と言いながらも、窓を閉めようとはしない。
というか、窓が開いてることを忘れているという感じ(笑)
いつまで開けっ放しにしとくのか、面白いから観察していたら
さすがに高速にのった時点でウィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン・・・・と、、、閉めた。
そんな先生である。ジャン=フランソワ・エッセール・・・・・
無口な先生だから、車の中ではもっぱらベルトラン君が話題をふり、それに先生が答えて
話題によっては私ものっかる、という感じに楽しく(?)・・・いや、いまいちはずまない会話をして過ごした。(笑)
30分ほどでパリ市の外れ、ポルト・ドゥ・ラ・シャペル(Porte de la Chapelle)という感じの悪い地区に着き、
そこで降ろしてもらって、お礼を言って先生と別れた。
この地区は初めて歩いたが、そうとう感じが悪かった。。。
歩いたと言ったって、車道からメトロの入り口までのたった1〜2分だけど、
ヒマそうな色の黒い若者(パリではもっとも注意すべき人たち・・・)がうじゃうじゃたむろっててすごい雰囲気だった。
男の子(ベルトラン君)がいてくれたからまぁ安心して歩けたものの、
たったこの1〜2分歩くだけでも、もし1人だったらからまれてたかもしれない・・・っていうぐらい。
ベルトラン君とは一緒にメトロに乗って途中でバイバイした。
メトロに乗る前に、いつもつるんでるお友達に連絡したら、なんとラザニアを作ってくれていることが判明!!
私はそのまま友達の家に直行し、おいし〜〜〜〜〜〜〜いラザニアをいただいて、デザートにアイスもいただいて
疲れ果てたから洗い物も手伝わずに帰ってきてしまった。。。
今度行ったときは洗うからね。(笑)
なかなか充実した1日でした☆ミ
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lundi 15 mai 2000 たぶん晴れ
◆起きたっ!
最近、暑さのせいかちょっとだらけてる、と自分で思う。
試験前でしっかりやらなきゃいけない時期にこんなんじゃダメだダメだと思うんだけど
どうにもやる気が起きない日が続いていた。。。
でも今日はがんばる!!!!!!!
どうやったらやる気が起きてくれるのかわからなかったが、
とりあえず早寝早起きをしてみたっ!
なんの予定もないのに7時起き。
これはかなり気合いが入る。
朝ご飯をしっかり食べてがんばってみよう!!
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あれから14時間経過。。。
今日はがんばった!!!!!!!!!!! よく弾いた!!
途中、タンクトップ1枚で弾いてたにもかかわらず汗をかいている自分に酔ったりしながら。
あ〜〜〜わたしがんばってる〜〜〜〜〜、とか思って。(笑)
それにしても私はつくづくコアラなんだと思った。>動物占い
一日何も予定がなくて自分の好きなように行動できる日がないとダメなのだ。。。
家で好きなことしながら、はたから見るとだらだらしてるように見えるかもしれないけど、実は充電している、っていう・・・^^;
今日はなんにも予定がなく、一日中部屋で、あ、昼にサンドウィッチを買いにそばのパン屋さんまで行ったけど、
それ以外はずっと弾いてた♪
そしていつもより少し早めに終わりにして、ご飯より先にシャワーを浴びて、
シャワー上がりにビールを開けて、飲みながらサラダ&スパゲッティー作り♪
そしてサザンを聴きながら、残りのビールを傍らに夕食。。。
あぁ、なんて幸せな、そして充実した一日だったことでしょう!
明日もがんばろー!・・・・・明日は初見の試験だ・・・。気合入れてやってくるべ!
しかし、最近のパリは日本の夏みたいだ。暑いだけならいいけど、湿気が多い・・・!ジメジメ。
ふつうはもっとカラカラしてるはずなのにぃ。
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vendredi 12 mai 2000 快晴♪ 24℃
◆演技と演奏
最近、ミュージカル女優の友達とよくしゃべる。
同じ「芸術」という枠の中に入る「音楽」と「演技」・・・
ピアノを弾きながら「演技しよう」と思うことはほとんどないけど、実は私たちも同じようなことをしているんじゃないかと、
彼女の話を聞いてて思う。
共感する部分がすごくいっぱいある。
このあいだ演技のレッスンについての話を聞いた。
いかに気持ちを込めてセリフを言い、その気持ちをどれだけ観客に伝えられるか・・・という問題。
いくら思いを込めても、他人にその感動を伝えるのはとてもむずかしい。それは音楽でもいっしょ。
自分じゃやってるつもりなんだけど、人に伝わらないこと、
または、自分の世界に入りすぎて観客が引いてしまう状況におちいることってけっこう世の中多いと思う。
その演技の先生が「自分が体験した本当に悲しかったことを思ってやってみてごらん。」とおっしゃったとき、
彼女は亡くなったお父さまのことを思ってセリフを言ってみた。
お父さまとのことが次々と湧き出すように思い出されて、
知らず知らずのうちに彼女は涙をボロボロこぼしながらしゃべっていたのだ。
泣こうという意思などまったくなく、ただ夢中で言葉を発していた・・・。
そしてセリフを言い終わったとき、、、
見ていた大勢の生徒たちの目にも涙が・・・・・・・・・。
レッスン室中が涙にくれたのだ。。。
でも、そういうことなんだ。自分が強く思っていれば相手にもそれが伝わるということ。
容易なことではない。
だけどすごく必要なことだと思う。
せっかくなら、音楽を通して人々に感動を与えたい!そしてそれはきっと可能なんだ。
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lundi 6 mai 2000 晴れ 24℃
◆恋愛のかたち
世の中にはいろんな恋愛のかたちがあるんだ。。。
ふつうに恋愛できるのはすごく楽しくて、幸せなことなんだ。。。
これに「死」が関わってくる・・・その中でもまたいろんなかたちがあるんだ。。。
相手が亡くなってしまったけどその分自分が生きていこうというかたち、
相手が亡くなってしまったからもう自分の生きがいはなくなってしまった。だから一緒にいってしまおう・・・というかたち、
また新たな人生を築いていくというかたち・・・・・・・・
愛情の深さの問題ではないと思う。
相手がいなくなってしまったときの自分の状態で、この「かたち」の違いが出てくるんじゃないかな。
・・・毎日精一杯生きていきたいものだ。
〜ドラマ「ビューティフルライフ」を見て思ったこと〜
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vendredi 5 mai 2000 晴れ・雷・大雨 24℃
◆世界の小澤
エッフェル塔前の公園(Parc du Champ de Mars)の特設ステージで
小澤征爾がパリ管&ボストン響をひきつれて野外コンサートを行った!!
コンサートは夜9時半からで・・・といってもこちらの9時半は今、ちょうど日が暮れたかな〜ぐらいの明るさである。
この公園はうちから歩いて行けるので夕飯のあと散歩がてら行ってみた。
私は小澤さんを生で聴いたことはまだないのだ・・・。初めて聴けるチャ〜ンス!!
今シャンゼリゼ劇場でボストン響とコンサートをやっているから聴こうと思えば聴きに行けたのだが、
きっとチケットはもう売り切れだろうと思ってはじめからあきらめてしまっている・・・。
自分の用事がたまたま重なってしまっていることも原因なんだけど。
歩いて会場へ着くとコンサートはもう始まっていた。
ついさっきまでバスや車の騒音の中を歩いていたのに、ちょっと音楽が聴こえてきたと思って近づいていくと
さっきまでの喧騒が嘘だったかのようにしっかりコンサート会場の雰囲気になっていた。
といっても誰でも散歩がてら来て、芝生に座ったり立ち見で聴いたりできるものなので横を歩いたりしている人たちもいっぱいいるのだが。
しかし日本では体験したことのないこの雰囲気に、早速感動の第1波が・・・
こんなに素敵な景色を見ながらすばらしい音楽が聴けるなんて、そうそうあることではない。
曲目はバッハのG線上のアリア、ベートーヴェンの第9フィナーレなどポピュラーなものだった。が、、、、、、、、、、、、、、!
初めて目の当たりにした小澤征爾は、、やっぱり日本が誇るべき世界のオザワだった。
何がすごいのか・・・口で説明できるほど私は指揮者やオケに関して勉強できてないのでなんとももどかしいのだが、
でも、、、彼のちょっとした手の動き、体の動きを見てると(モニターでしか見えなかったけど(ToT))
それだけで音楽が伝わってくる気がした。
バッハは遅めのテンポ設定で、会場中が野外にも関わらずシーーーーーーーーーンと静まりかえった・・・。
私はというと、、、感動で涙が出てきそうになっていた・・・。なんとも美しい。
ヘタすると飽きてきてしまう曲なのだが、ずーっと聴いて、その世界に浸っていたい思いだった。
第9は、圧巻だった。たっぷりしてる中にエネルギー、というか緊張感がずっとあって・・・
スケールの大きさをすごく感じた。
そりゃ世界のパリ管とボストン響が合体しているのだし、もともと曲自体スケールが大きいのだが、でもきっとそれだけじゃないと思う。
小澤さんのすごさなんだと・・・思う。
なんだかうまく言えなくて悔しいけど、とにかく凄かったのだ!!
音楽会でこんなに感動したのは久し振り。
ぜひぜひ屋内でやるコンサートも聴いてみたい。。。今度は前々からチケットを買っておかなくちゃ。
そして、いつか共演できたら、なんて素敵だろう・・・なんてまたひとつ大きすぎる夢が生まれてしまった・・・♪
写真を何枚か撮ったのでまとめてアップします。
すごく遠くからだったから、小澤さんはモニターにしか写ってないけど^^;
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mardi 2 mai 2000 曇り・21℃
◆5月!!
新しい月が始まった。。。5月、、、
日本だとまず思い浮かぶのがゴールデンウィーク。
だけど、こっちだと学年末なのである。日本でいう2月あたり・・・。
試験がたてつづけに行われるという1年でもっともバタバタする時期といえるのではないか・・・??
私の5月はけっこう忙しいことになりそうだ。
中旬には初見と楽曲分析(アナリーゼ)の試験、後半はマスタークラスを2つ受けることになっている。
そして6月の初めには実技試験。。。今年は2年生の終わりということで40分のプログラムを弾く。
古典ソナタ全楽章と1940年以降に作曲された曲を含めた自由プログラム。
40分弾くってけっこう体力のいることだと思う。
リサイタルのように途中で引っ込むことができるとまた少しは違うのだが、
試験だと多分ずっと弾き続けることになる。
集中力も鍛えておかないといけないなぁ。。。
でも、年1回、やっと人前で演奏できる機会なのだ、、、悲しいことに、、、
今の学校は弾く機会が少なすぎる・・・。学校内の演奏会などもっとあればいいのに。
やっぱり人前で演奏することは、もちろんそれまでの過程でもすごく勉強をするけど、
それに加えてステージ上で得るもの、学ぶことが大いにあると思う。
そしてそれをまた次のステージで生かすことができる。最大の勉強の場とも言えるんじゃないかと思うぐらい・・・。
なのにそれが年1回しかないって・・・私はちょっと不満なのです・・・。
仕方ないからコンクールを受けたりして演奏の場を作るしかないという状態。まぁ、日本でもそう変わらないかな・・・?
もっといろんな人と交流を深めて、いろんな場所で演奏する機会を自分で作っていかなきゃいけないんだろうな。。。
まぁ、とりあえず今は試験に向けてがんばる時期!
せっかく暖かくなってきていい季節だから、ときどきはお散歩したりしてリフレッシュしながら練習に集中しようと思う。
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