気まぐれ日記
〜avril〜
★ 4/4(火) | 散歩・ピアノ |
★ 4/6(木) | ちょっとした幸せ |
★ 4/13(木) | 落ち込むこと |
★ 4/17(月) | 室内楽の中のピアノ |
★ 4/18(火) | ワインと私♪ |
★ 4/21(金) | にっき! |
★ 4/23(日) | 傘!!!!!!! |
★ 4/30(日) | カレンダー |
dimanche 30 avril 2000 快晴 21℃
◆カレンダー
4月も今日で終わり。。。
私にとってこの4月はびっくりするほど早く過ぎた月だった。
よ〜く考えてみるといろんなことがあったのだけれど、でもやっぱり「もう終わり?!」という気持ちの方がはるかに強い。
・・・そんな「月の終わり」のささやかな楽しみ・・・・・・・・それはカレンダーをめくること♪
ひそかに私はこの作業が大好きなのであった・・・♪
私の小さい部屋にはいま3種類のカレンダーが存在する。なぜ3つもあるのか?
それは年の初めに、どこかしらからもらえるだろうと思っていた2000年カレンダーが1つも手に入らず、
日本の家に「カレンダ〜がないんだよぉ〜。」と泣きを入れたあと、
自分でデパートで気に入ったカレンダーを購入してしまったのが原因。
その数日後、日本から他の荷物と一緒に2つのカレンダーが送られてきたのだ^^;
人生そんなもんである。。。。(謎)
話を戻そう。カレンダーをめくる瞬間、次の絵(写真)はどんなのだろう??ととってもワクワクするのだ。。。
このワクワクがたまらない♪
でもそのためには、前もって見てしまわないようにできる限り気をつけなければならない。
カレンダーを買うときにざっと目を通すだけで、そのあとは今開いてる月しか見ないようにする。
途中でめくってみたりしちゃあ絶対ダメっ!(爆)
・・・・・・・・・・・・なんだかわけのわからない文章になってしまったが、、、
とにかく、楽しみは自分でいくらでも作ることができるのだ♪♪ということさっ。
5月もがんばろーーーーーーーーー!!!!
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dimanche 23 avril 2000 雨・曇り 15℃
◆傘!!!!!!!
怒りモード!!!
傘を持ち歩くとき!傘の真ん中を持って、地面と傘が水平になっていて、しかも先を後ろに向けてる人、いませんか???
とっっっっっっっっっっっても危険です!!!!!!気をつけましょう!!!!!!
フランスの人は傘を持つ人ほとんどがこのように持っていて(傘を持ち歩く人はすごく少ないけど・・・)、
メトロの階段などでは、気づいたら目の前に前を歩いてる人の傘の先がっ!!!ってことがしょっちゅう!
一瞬まちがえば顔に刺さってる、、、、、、、っていう恐ろしい状態。
日本でもときどき見かけるけど、ほんっとにアレは危ないと思います。
傘を持ち歩くときは先を下に向けて持ちましょう!!!!!!!!!おやくそく!!!!今日は以上!(謎)
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vendredi 21 avril 2000 晴れ 18℃
◆にっき!(たまにはパリのお写真でも・・・桜です。日本にはまったくかないませんが、色はそれなりにきれいです^^;↓)
今日はあまりにも充実してた1日だから書き留めておきたいのです♪
まず、朝、パリのヤマハからのFAXで起こされました・・・。
といってももう9時だったけど・・・。(爆)
そのFAXとは、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ先生の公開レッスンの予定表だったのです。
私も受けたいと思っていたんだけど、
どうもごちゃごちゃいろいろやらなきゃいけないことがあって
(期限付き譜読みがあるし・・・キツイ・・・)
今回は聴講だけさせていただくことにしていました。
予定表を見ると11時から秋○未○さん(桐朋ピアノ科の方ならご存知よね?)が弾くではあ〜りませんか。
これは聴いておこうと思い、急いでご飯&支度をすませて出かけました。
レッスンの内容はまたそのうちまとめる予定ですが、ステファンスカ先生の言うことはすじが通っていて勉強になりました。。。
そしてお昼1時ごろレッスンが終わり、ヤマハの外に出ると
なんとマカオのコンクールで知り合ったイタリア人のマウリッツィオ・バッリ〜ニがいたのです。
彼は現在25歳で、この間モナコのなかなか大きなコンクールで優勝しました。将来大物になる可能性大ですっっ。超うまい。
実は彼のことは3月あたりにパリのコンクール会場で見かけていたんだけど、
うまくタイミングが合わなかったし、彼が覚えているかどうかもさだかではないので、結局声をかけられないでいました。
でも、今日、運命的に(?)再会!
「私のこと覚えてる?」と聞くと、「もちろんもちろん」と言っていたけど、イタリア人の言うことだから当てにならない。
まあ、覚えていてくれたということにして・・・^^;
ちょっとだけ話ができた。
彼も今パリに住んでいるらしい。モナコ優勝後のコンサートがけっこうあるみたいで忙しいそうだ。
髪が伸びていて風貌はまるでショパン・・・(ほめすぎかも・・・)。ネクタイなんてしめちゃって、なんか芸術家のようでした。
そう、そんな再会に満足して帰宅し、ホットケーキを食べて(おいしかった♪)すぐ譜読み開始。
ひと通り終わったところでメールチェックのためつないだらるみぽ〜んが♪
久し振りにおしゃべりできて嬉しかった♪
その後合わせがあったから、すぐに出なきゃいけない時間になってしまって、るみぽんとはちょっとでバイバイ。学校へ出かけた。
今日はサックス&ヴィオラ&ピアノのトリオで、モーツァルトの「クラリネット&ヴィオラ、ピアノのためのトリオ」を合わせた。
考えてみたら私はトリオ以上の古典〜ロマン派ぐらいの曲をちゃんと勉強するのは初めてかもしれない。
初見大会と称して遊びではよくやっていたけど。。。
あと、コンクールでクインテットを弾いたことはあったけど、そのときも室内楽としてレッスンを受けることはなかったし。
今日初めてモーツァルトのトリオを合わせてみたら、やっぱり室内楽ってい〜な〜と思ってしまった。
このあいだやってたヒンデミットじゃとてもそうは思えなかったんだけど・・・。
やっぱりこういう曲をやると室内楽のすばらしさがわかる。
あら、ちょっと室内楽に目覚めてきたかな、という感じの今日でした。
ほんの数日前に「まだ興味がない」とか書いてたばっかりなのに(笑)
その後超疲れてたので、中華のお惣菜屋さんでチャーハン&おかずを買って帰ってきちゃいました♪
店であっためてもらって、おいしくてとってもしあわせだった・・・。
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mardi 18 avril 2000 晴れ・曇り 15℃
◆ワインと私♪
フランスといえばやっぱりワイン!!
こっちに来た当時私はまだ10代だったので、アルコール類を口にしたことはあまりなく、ワインにもほとんど興味はなかった。
だけど・・・環境というのはおそろしいものだ・・・。今となっては1日1杯、夕食時にいただいている。。。
もともとお酒は強くないらしくて、1杯でかなり気持ちよくなって、時と場合によっては顔がゆでダコ状態になることもある。
でも、「お酒を飲む」こと自体は好きで、毎晩ひとりで赤くなって酔っぱらってる自分に酔っている・・・(謎)
そんなことは置いといて、こちらではワインはほんとに安い!
そこらへんの小さなスーパーにもワイン売り場はダーーーーーーーっと広くとってあって、
かなりの種類のワインがいーっぱい並んでいるのである。
そして値段はというと、例えばボルドーワインのフルボトル、安いものは400円で買えてしまう。
もちろんピンきりで、いいものはそれなりにするけど。
でも、1500円、2000円も出せばけっこうな高級ワインが買えるという状況。
ちなみに私はいつも10〜20フラン台=500円以下のものを買っては試飲してみている。
500円以下でもボルドー、コート・デュ・ローヌなどけっこう売っている。そして味もかなりいける!
そりゃあ、舌がワインで肥え肥えになった方々には納得いただけないでしょーけど、
好きで飲んでるぐらいの人になら充分満足いただけると思う。
はじめは白かロゼ専門だった私も、今では自分から赤を買うまでに成長した・・・。
あとは少しでもお酒に強くなるべく、日々の努力を欠かさないでいるのである。(爆)
基本的にやっぱり飲むことは好きなんだろうな・・・。
でも外ではなるべく飲まないようにしている。顔が真っ赤っかになるとはずかし〜から。。。
ワインに合うもの、といえばチーズ。
フランスには365種類以上のチーズが存在するらしい。=毎日違う種類を食べても1年じゃ食べきれないということだ・・・!
チーズ売り場もこれまたどのスーパーに行っても「え〜?」と思うほど広い。
私はあんまりクセのあるものは好きじゃない・・・というか、もともとチーズにはあんまり興味がないからあまり詳しく知らないが、
日本のスライスチーズみたいなのが好き♪という人にオススメなのは「エダムedam」と「ゴーダgouda」。
これだけの種類の中からノーマルな味のものを探すのも大変なことだ・・・。
でも、ほしいチーズの名前さえわかっていれば、お店の人がカンタンにほれ、と出してくれる。
おみやげにチーズを頼まれたときは、その名前まで指定してもらうようにしよう!
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lundi 17 avril 2000 曇り・雨・晴れ&強風 14℃
◆室内楽の中のピアノ
私はまだそんなに室内楽に興味がない。。。
まず目指したいのはやっぱりソロピアニストで、室内楽奏者ではないのだ・・・今のところ。
かといって、決して室内楽が嫌いなわけではない。
いつも一人でやっているからこそ、何人かでひとつの音楽を作ることはすごく楽しい。
でも、何がイヤって、相手を気にして加減しながら弾くのがいやなのだ。。。(爆)
結局自分勝手なのかもしれないけど、やっぱり思いっきり弾きたい!
室内楽の勉強もすごく大切だと思う。
でも今はまだ、ソロもちゃんとできていないのにあんまり気をいれて勉強する気にはなれない。。。
ソロを自由自在に弾けるようになったら室内楽もやってみたいと思うんだろうな。
そんなの・・・いつになるかわかったもんじゃない。。。
でもやっぱり勉強は勉強で、今日はヴィオラの子の伴奏として、ブルーノ・パスキエ先生(ヴィオラ)のレッスンを受けた。
彼の演奏は何度か聴いたことがあって、室内楽ばかりだったが、「すごい」と思った。
彼は全員の音を聴いて弾いている。ピアノ・クィンテットを・・・。他の4人の音、息遣い、全部わかって弾いているように感じた。
人間的にもすばらしい人で、本当に太陽のような顔をしている・・・っ!
よくおしゃべりする先生で、とってもやさしくて・・・。
レッスンも先生の人間性が十二分に出ているものだった♪
「ちょっとごめんね。」と言って演奏を止めて、
「すごくいいんだよ。2人ともとてもよく弾いてる。ブラヴォーだよ。」と言ってから、
「でもね、ここをもう少しだけ長めにできるかなぁ。難しいのはわかるんだよ。でももう少しだけね。」
という具合に注意を言う。何回注意しても、毎回このようなのだ・・・(^^;)
話には聞いていたけど、あまりにも生徒に気を使うのでおかしくなってしまう。
本当になんと言うのか、い〜〜〜〜〜い先生だな〜〜〜という感じがした♪とてもあたたかい方だ。
そして、やはりすばらしい音楽性の持ち主。というか、音楽を心から愛している方である・・・。
しかし、、、それにしても室内楽はむずかしい・・・。
特に今日はヴィオラとのデュオ。
音量は出さずに、でも音楽性はなくちゃいけなくて、ひっこみすぎててもいけなくて・・・
ものすごく指先のコントロールが必要なことだ、と改めて思った。
ちょっとでもちゃんと弾いてないところがあるとすぐ音が抜けたりしてしまう。
ソロ以上に大変なことなのだ。。。これができればソロももう1ランク上にあげられるんだと思う。
ソロと室内楽・・・両方同時進行させるのが一番いいことなんだろうな。
今、両方いっぺんに勉強できる環境にいるのだから、
室内楽もやっぱり気を入れて勉強したいなと思えた、パスキエ先生のレッスンであった・・・。
っていうか、おそろしくマジメな文章になってる・・・。私って酔うと真面目になるんかな?っ!
別に飲んだくれてるわけじゃありません。ビールを1杯飲んだだけで気分はフワフワ♪でもマジメ。らしい。。。
今まではひとりで思ったことをテキトーに書いてたけど、
やっぱりいざ公開すると、読んでもらうっていう意識が強くなるなぁ・・・。
明日からもうちっとおもろいことを書くことにしよう!!
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屠eudi 13 avril 2000 曇り・雨 13℃
◆落ち込むこと
私の性格は一言で言えば「楽天的」である。
どんなに辛いことがあっても、1晩寝れば立ち直ってしまう。
これはいいところでもあるが、よくない部分でもある・・・。
ピアノを弾くとき、どんなに暗い曲を弾いても、なぜかあっけらかんとした雰囲気になってしまう。
自分では一生懸命くら〜〜〜〜いことを考えながら弾いてるんだけど、
先生たちが聴くと、なにか落ち込みきれてない部分があるらしい。
「あなた、心から落ち込んだり、本当の挫折を味わったりしてないでしょ。」と指摘される。
確かにそうだ、、、私は辛いことがあると、「寝れば立ち直る」というより、考え方を瞬時に変えてしまうようだ。
気づかないうちに「辛い」状況に陥ることから逃げているのである・・・。
そんな性格を変えなければ、ベートーヴェンやショパンの悲しみに満ちた曲などを本当に人の心に響かせることは難しいとわかっているんだけど・・・。
いつか、一日中泣いていられそうな悲しいことが朝起こった。
おっ、これは「心から(一日中)落ち込む」ことを味わういいチャンス!
・・・ひそかにそんなことを考えたが、そんな日に限って午前中レッスン・・・。
泣いていられない。。。目を腫らして先生に会うわけにはいかない・・・。
必死にこらえて1〜2粒涙をこぼすだけにとどまった。
それから慌てて支度。遅刻ギリギリで先生宅に到着・・・。
レッスンにも集中できて気分よく帰路につく・・・あっ、落ち込む日だった・・・。帰ったら思いっきり泣いてやろう。
心に決めて部屋に戻ると日本の家から留守電が・・・。すぐかけた直したが誰も出ない。
しかたなく昼ご飯を食べながら、もう1度悲しみに浸るべく送られてきた文章を読み直す。
やっぱり涙は出てきた。
でも、また2〜3粒こぼしたところで電話が鳴る。友達が夕方うちに来たい、と言う。
OKしてしまったから急いで掃除&片付けをする。
ひと通り終わったところでもう1度日本の自宅に電話してみると、今度はつながった。
大した用事はなかったが、お互い久々の電話に舞い上がって中身の無い話(バカ話)で約1時間・・・しゃべり&笑いつづけてしまった。
電話を切って落ち着く間もなく友達が到着。
結局夜までその子とおしゃべりしたりご飯を食べたりして過ごした。
「じゃ、気をつけてね〜♪」
バイバイした時にはもう悲しみなどいづこへ・・・?状態・・・。
すっかり心が入れ替わってしまっていた。
私の人生ってこんな感じでずっといくのかな。
これじゃあ、一生「落ち込む」ことは体験せずに済んでしまいそうだ・・・。いや、いつかは何かドカンと体験するだろうけど、
しばらくなさそうな気がする・・・。
幸せなことだけど、音楽的な幅は広げられないかしら・・・。何か・・・他に方法を探してみようかな・・・。
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jeudi 6 avril 2000 曇り 9℃
◆ちょっとした幸せ
今日は友達の家に夕ご飯を食べに行っていて、夜11ごろアパートに戻ってきた。
すると、入り口の管理人さんの部屋からちょうどお客様が帰るところだったらしく、おばちゃんがドアを開けてお話していた。
私を見つけると、ニッコリ笑って「ボンソワール」。
なんか「おかえりなさい。」と言われたようで、うれしかった。
一人暮らしだと誰かに「おかえり」と言ってもらうことって、まずないから・・・。
mardi 4 avril 2000 晴れ・夕立 16℃
◆散歩
最近、私は冬眠から覚めた生き物のようにパリの街をのそのそ歩き回っている。
天気がよくて暖かい日が1日おきぐらいにあるのだ。
そんな日はこんな屋内好きの私でもさすがに外に出たくなる。
このあいだの日曜は、歩いてアンヴァリッドまで行き、
庭の緑の中でおいしい空気を吸って、
そのあともう少し足をのばしてエコールミリテールからエッフェル塔を眺めてきた。
私の大好きな場所だったんだけど、
いつ誰が決めたのか「平和の壁」というモニュメントが出来ていて、
エッフェル塔までの緑部分が少し短くなってしまった・・・。
でもそのモニュメント自体はなかなかいい感じだった。
「平和」という言葉がいろんな国の言葉で書かれていて、そのなかにもちろん漢字の「平和」もあった。
なんか、それを見たり、それを眺めている人たちを見ていると自然に「平和」・・・「幸せ」・・・そんな気分になってくる。
帰り道に高校生か大学生くらいのグループが
広場でペンキ塗りをしていた。
みんな服がペンキだらけになっていて、
いかにも一生懸命やっているように見える。
微笑ましい光景だ・・・と思って見ていると
どこからともなくピアノの音が・・・。
よーく見てみると、なんとそのコたちはアップライトピアノに
ペンキを塗っていたのだ。
私が聞いた音は、その中の一人がバッハを弾き出した音だった。
天気もよくて、久々に運動してるし気分がよかった私は、思わず「私もピアニストなんだけど」って言ってなにか弾かせてもらおうかと思った・・・
けど、みんなあんなにペンキだらけになってるから、このトレンチがああなっちゃったら困ると思って写真だけ撮ってバイバイして帰ってきた。
フランス人の若者の休日・・・・・・・・日本みたいに渋谷や新宿に行くのではなく、近くの広場でペンキ塗りをする・・・
日本にもこういう風潮があるといいなーと思った景色だった。
そして今日もいい天気だったから朝、部屋でお散歩コースを考えた。
ミシュランの地図を見ながらなるべく近そうな公園を探すと、モンパルナス駅の裏側に「アトランティック公園」というのがあった。
今日はそこへ行ってみることにした。
しかし、着いてみるとぜ〜んぜんよくない公園だった・・・。
まあ、芝生があって、そこにゴロンと寝っ転がって本を読んでいる人や、座って楽しそうにおしゃべりしてる女の子を見ると心がなごんだけど、
もっといっぱいお花とかあればいいのにぃ・・・。
なんか工事もしてたし、あまり使えない公園だった・・・。ま、それがわかっただけでもいいか。
それでその帰り、私にしてはめずらしくショッピングなんぞをしてしまった!
モンパルナスのギャルリーラファイエットに寄って、
感性を磨くためにちょっと服でも見てみようぐらいのつもりで行ったのだが、
思いのほか「欲しい」と思うものがいっぱいあって、買い出したら止まらなそうでやばかった。
結局GAPで春用シャツを1枚買って、あとは我慢して帰ってきた。
春の服は色がきれいだから見ているだけでも楽しいんだけど、それに加えて欲しくなってしまうからよくない・・・。
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◆ピアノ
最近ふたを開けて弾いている。ふたを開けるといっても全開にするわけではもちろんないけど。
ふたを開けて弾くのは調律師さんが来た時ぐらいだったんだけど、
最近やたら弦を切るもんでちょっと開けて「f」など、響きをよく聴いて練習しようと思ったのだ。
弾いてみて気づいたのだが、このピアノは低音がけっこういい音している。
ふたを閉めてると低音なんてほとんど気にならないくらいにしか鳴ってないのに、
ちょっと開けてみたとたん、「待ってました」とでも言うようにいい音でうたいあげていらっしゃる。
おかげで気持ちよくて練習もはかどる。
でも今日はちょっと悲しいことがあった。私のピアノには人を惹きつける魅力がいまいち足りないんじゃないかと思った。
もう一度、このあいだ撮ったショパンのビデオを見直す・・・というか聴き直してみたけど、
やっぱり「学生がよく弾いてる」レベルに聞こえてしまう・・・。
ちゃんと弾いてるのだ。
テクニックはそう問題ないようなんだけど、じゃあ何か、と考えたら、
きっとちょっとした間の取り方の研究や、それからもっともっと細かい音色を増やさなければいけない。
そのためには指先をもっと強くして、隅々までコントロールできるようにならないと。
やりたいことはあるし、聴いていても「ああしたいんだろうなぁ」というのはわかるんだけど、
それが漠然と聴いているときにわからない。
偉大な演奏家のCDなんかを聴いていると、ボーっと聴いているだけでも何かある。何かひっかかる。
私もそういう演奏をこれからしていけるようにならなくちゃ。
もっともっと多くの人を惹きつけられる演奏家・・・。明日からちょっとこのことを頭に入れてさらってみよう。
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